【N0】【天聲人語】最初の第九

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最初の第九

最初的第九交響曲

ベートーベンの交(こう)響(きょう)曲(きょく)第9番は暮(く)れの風(ふう)物(ぶつ)詩(し)であり、多くの日本人が愛するクラシック音楽だ。それが日本で初めて演奏されたのが、100年前のきょうである。第1次大戦時に、徳島県の収容所にいたドイツ兵捕(ほ)虜(りょ)たちが奏(かな)で、歌った

貝多芬的第九交響曲是他晚年的巔峰之作,也是為眾多日本民眾所喜愛的一首古典音樂。100年前的今天,該交響曲首次在日本演奏。第一次世界大戰期間,被關押在德島縣收容所的一群德國戰俘們奏響了這首樂曲並放聲歌唱。

▼「演奏は大成功でした……なんとも言えない安らぎ、なぐさめが流れ出て來るのです」。捕虜の一人が家族への手紙に書いている。その場所、板(ばん)東(どう)俘虜(ふりょ)収容所には、中國?青島(チンタオ)での戦いで捕らわれた約1千人が送られていた

「演奏大獲成功……現場流淌著一股難以言說的寧靜與慰借的氣息。」一名戰俘在給家人的書信中這樣寫道。在那個地方,板東俘虜收容所里,關押著在中國青島戰役中被捕的大約1000名戰俘。

▼長引く収容生活の慰安にと楽団が組まれたらしい。驚くのは、文化活動の広い裾(すそ)野(の)があったことだ。捕虜によるドイツ史などの講演會があり、ドイツ語の新聞や本も発行されていた。彼らの自主性を重んじる収容所長の考えが反映したと言われるが、それだけではない

大概是為了尋求漫長收容生活中的一絲慰借才成立了(交響)樂團吧。令人震驚的是該收容所(開展的)豐富多樣的文化活動。(例如舉辦了)由戰俘主講的德國史講演會,還發行了德語的報紙和書籍。有人說這一系列活動體現了收容所所長對戰俘自主性的重視,然而事實卻不僅僅如此。

▼「日本が文明國だと示すため、國際法を守らねばと當時の軍は考えていました。捕虜を罪人のように扱ってはいけないと」。収容所の歴史を伝える鳴(なる)門(と)市ドイツ館の前館長、川上三郎さんは言う。捕虜の人間性を尊重する精神が、かつて日本軍にもあった

「為了顯示日本是一個文明大國,當時的軍方不得不遵守國際法的有關規定--禁止將戰俘當作罪犯進行處置。」講述收容所歷史的鳴門市德國館前館長川上三郎如是說道。(原來)日軍也曾有過尊重戰俘人格的理念。

▼太平洋戦爭では「生きて虜囚の辱(はずかし)めを受けず」の教えが日本軍兵士を縛(しば)りつけた。自軍の兵の命を粗末にすることと、捕虜の命を軽んじることはつながっている。無(む)殘(ざん)な玉(ぎょく)砕(さい)があり、捕虜への虐待がなされた

太平洋戰爭中「切勿活活淪受囚虜之辱」的教訓禁錮了日軍將士們的思想。(日軍)將自家士兵的生命視為草芥,(這一思想使得他們)對戰俘的性命也嗤之以鼻。日軍寧為玉碎的思想(最終)引發了他們對戰俘殘忍的虐待行徑。

▼100年前に第九をもたらした精神がもしも、その後の日本に根付いていたら……。多くの命が失われずにすんだのではと、思えてならない

若是100年前第九交響曲所蘊含的精神能夠紮根於日本的話.....(或許)就不會犧牲那麼多人的性命了。我不禁想到。

【天聲單詞】

▲風物詩(ふうぶつし):風景または季節をうたった詩。また,季節の感じをあらわしているもの(風景詩、季節詩、季節景物)

▲奏でる(かなでる):①音楽を奏する。楽器、特に弦楽器を鳴らす(奏、演奏、特指演奏弦樂器)②手足を動かして舞う(手腳舞動)

③鞭などを振る(揮鞭)

▲裾野(すその):山のふもとが,ゆるやかに広がった野原(山腳下的原野)

▲無殘(むざん):①むごたらしいこと。殘酷(殘忍、殘酷)②いたわしいこと(悲慘、凄慘)③罪を犯しながら心に恥じないこと(犯了罪卻不感到慚愧 <佛教>)

▲玉砕(ぎょくさい):玉が美しく砕けるように,名譽や忠義を重んじて,いさぎよく死ぬこと(玉碎、與其被俘莫如死去)

【背景資料】

日本初演

1918年(大正7年)6月1日に、徳島県板東町(現?鳴門市)にあった板東俘虜収容所で、ドイツ兵捕虜により全曲演奏がなされたのが、日本における初演とされている。この事実は1941年(昭和16年)に、この初演の2ヶ月後に板東収容所で『第九』(第1楽章のみ)を聴いた徳川頼貞が書いた『薈庭楽話』で明らかにされていたが、長く無視され、1990年代(平成2年)になって腳光を浴びた。映畫『バルトの楽園』(出演:ブルーノ?ガンツ、松平健ほか)は、このエピソードに基づくものであるものの一部相違點があった(相違點は後述)。ただし、収容所に女性はいないので、獨唱と合唱は全て男聲用に編曲された。また、ファゴットとコントラファゴットが無かったので、オルガンで代用するなどした。そのため、これを初演とは言えないとする意見がある。練習場としては、聲が響く風呂場が使用された。ちなみに鳴門市では日本における第九初演を記念して毎年6月の第一日曜日を『第九の日』に制定して定期演奏會を開催している。

 『バルトの楽園』では、近隣住民を招待してこの第九演奏會を見せたことになっているが、実際には収容所內の演奏會だったため、『第九』を聴けた日本人は、収容所関係者のみだった。

(選自維基百科)


來源:朝日新聞

注音、單詞整理:梁DON

背景資料整理:梁DON

翻譯:喵

校對:幼年空氣蛹

責編:孫鵬軒


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