天聲人語20180506 桜を守る
來自專欄冬雪夏願
今年、沖縄県の南大東島で緋寒桜(ひかんざくら)が咲き始めたのは1月7日である。以來4カ月、桜前線はいま、北海道の道南や道央を過ぎ、日高山脈も越えて道東にさしかかりつつある。
道東を代表する釧路市あたりでは、本州でおなじみの染井吉野(そめいよしの)をほとんど見かけない。主役の座にあるのは蝦夷山桜(えぞやまざくら)だ。冬の寒さに耐え抜き、濃い紅の花を咲かせる。蝦夷山桜のほか、千島桜(ちしまざくら)、地元で開発された釧路八重なども春の街を彩る。そんな北の桜たちを育てるのが、「桜守(さくらもり)」の務めだ。釧路市では桜守を増やす塾が昨年、発足したばかりだ。「桜は植樹よりも育樹に人手がいる。樹木醫や園芸業者らから學んでもらい、健康な桜を次世代につなぎたい」と塾長の浜木義雅(はまきよしまさ)さん(77)は夢を語る。これまでに住民約60人が登録した。接ぎ木や剪定(せんてい)のコツ、花を咲かせて疲れた木をねぎらう「お禮肥(ごえ)」の施し方、伝染病の見分け方などを多面的に學ぶ。
釧路の人々から幾度も聞いたのは、公開中の映畫『北の桜守』の話題だ。鑑賞すると、紅色の蝦夷山桜がスクリーンから客席へ舞い出すようで、なるほど壯観である。吉永小百合さん演じる桜守が傷んだ幹に墨と糊(のり)を塗り込み、いとおしむように枝を摘む姿が幻想を誘う。それにしてもこの春ほど急ぎ足で桜が列島を駆け抜けたことが近年あっただろうか。全國津々浦々の桜守たちもきっとあまりの早さにとまどったことだろう。できれば來年はもう少しゆっくりと、のんびりと北上してほしい桜前線である。
○護櫻
今年1月7日沖繩南大東島,緋寒櫻盛開。而後4月,櫻花前線一路北上,如今已越過北海道道南、道央,跨過日高山脈,壓境道東。
道東重要都市釧路市周邊的代表櫻花並非本州常見的染井吉野;而是蝦夷山櫻。它在蟄伏一整個冬天之後,終於綻放出濃艷的紅。小鎮的街道旁與蝦夷山櫻爭艷的,還有美麗的千島櫻、當地培育的釧路八重櫻等,好一派春日風光!
而在這些北地櫻花光鮮奪目的背後,是一位位護櫻人的辛勤付出。去年,釧路市為培養更多護櫻人才,開辦了專門的培訓學院。院長浜木義雅(77歲)說道:「比起栽種櫻花來說,養護需要更多的人力投入。教師團隊中有專業的樹醫、園藝師等,致力於培養出專業的護櫻人才,把健康、美麗的櫻花傳遞給後代。」
至今該學院已有約60位學員,學習內容包括嫁接、剪枝、花開後的施肥養護、傳染病預防等,多層次、有重點、點面結合。
《北地護櫻人》的公映最近在釧路市近期熱議。鮮紅的蝦夷山櫻盛開,似要穿透熒幕,頗具感染力。吉永小百合飾演的護櫻人細心地在斷枝上塗抹墨汁和膠水;溫柔地裁剪枝幹……姿態唯美,引人遐想。
今春的櫻花前線北上速度之快,往年罕見。全國各地的護櫻人想必都驚訝不已吧。望來年櫻花北上,能夠多一份閑情雅緻,少一點倉促匆忙。
筆記:
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