日本戰國史原版書籍資訊——2018年4月
來自專欄 日本戰國時代史
書名:戦國江戸灣の海賊 北條水軍VS里見水軍
著者:真鍋淳哉出版社:戎光祥出版概要:北條氏康、武田信玄ら戦國大名の戦いを彩った、海の傭兵「海賊」。「水軍」と呼ばれた彼らは、戦國の世の海でどう戦ったのか?江戸灣の制海権をめぐる北條水軍?里見水軍の対決の行方は?兵船の模型や海上戦の様子を描いた絵畫、當時拠點だった「海城」の現地寫真などを大迫力のオールカラーで紹介し、謎多き海の覇者たちの、意外な素顔に迫る!
目次:
第一部 戦場となった江戸灣
第一章 江戸灣を股にかける海上勢力
第二章 海賊で構成された北條水軍
第三章 北條水軍のライバル?里見水軍
第二部 江戸灣の平和維持
第一章 海上の「平和」のために
第二章 江戸灣と海賊をめぐる伝承
PS:以千野原靖方先生為代表的里見水軍的話題和研究已經有一些了,關於伊豆水軍也有永岡治先生的作品,但總體來看還不是很充分,這次真鍋先生又給加個磅。戎光祥的這個系列的書籍我個人還算喜歡,全彩印刷,內容難易適中,引用了相當史料。只不過價格不大令人滿意。
書名:北條氏康
著者:黒田基樹出版社:戎光祥出版概要:武田信玄、上杉謙信らと激戦を繰り広げた戦國関東の覇者?氏康。 領國支配や隠居後の動向、外交情勢などについて考察した十八本の重要論文から、稀代の名將の足跡をたどる。目次:
総論 北條氏康の研究(黒田基樹)第1部 氏康の領國支配 Ⅰ 北條氏の領國経営(氏康?氏政の時代)(佐脇栄智)Ⅱ 後北條氏家臣団の構造(一)—小田原衆所領役帳を中心として(勝守すみ)
Ⅲ 戦國大名後北條氏の家臣団構成―「小田原衆所領役帳」の分析を中心に 「小田原」「津久井」両衆の検討」(實方壽義) Ⅳ 戦國大名後北條氏の「番餚」稅制について(實方壽義) Ⅴ 戦國大名後北條氏民政についての一考察―相模國西郡における在地百姓掌握の場合―(實方壽義)第2部 隠居後の領國支配
Ⅰ 戦國大名後北條氏の裁判制度について(古宮雅明) Ⅱ 後北條氏の徳政について―武蔵國多摩郡網代村の一事例―(久保田昌希) Ⅲ 永祿三年徳政の背景―〈歴史のなかの危機〉にどう迫るか―(藤木久志) Ⅳ 常陸に殘る後北條氏関係文書について―年未詳(永祿四年ヵ)僧都聴仙書狀寫―(薗部壽樹) Ⅴ 伝馬御印と常御印判―発給手続に関する小考―(伊藤一美)Ⅵ 戦國大名印判狀の性格について(黒田基樹)
第3部 氏康の外交
Ⅰ 戦國武將の官途?受領名―古河公方足利氏と後北條氏を事例にして―(長塚孝)
Ⅱ 関東公方領のアジール性(藤木久志)
Ⅲ 戦國大名と領內國衆大名との関係―とくに後北條氏と武州吉良氏の場合について―(實方壽義)
Ⅳ 戦國期における相駿関係の推移と西側國境問題―相甲同盟成立まで―(池上裕子)
Ⅴ 足利義晴による河東一亂停戦令(大石泰史)
Ⅵ 北條氏康の外交(奧野高広)
Ⅶ 北條氏康の痛恨(奧野高広)
PS:黑雞先生又掄起老本行了,而且高產量令人咋舌。不過以此書套系的風格,一般除了總論的那部分,其他論文基本都是以前在雜誌發表的現在難以見到的論文的集合。不過既然老舊雜誌難得一見,那麼重新出版倒也是一樁美事。
書名:戦國武將の精神分析
著者:中野信子、本郷和人出版社:寶島社概要:「歴史とは暗記科目ではない」―。共通の理念をもつ歴史學と脳科學のトップランナー二人が、史料だけでは読み解けない戦國武將の実像を考察する「新しい戦國論」。中世の「絶対的父権」に抗った武將たちの心理、徳川家康や毛利元就の「意趣返し」にみる日本人の遺伝子、名君?武田信玄の戦略に垣間見られるまさかのサイコパス疑惑など、最新の脳科學と歴史學の知見を踏まえた分析で、驚きに満ちた戦國武將たちの実像を明らかにする。目次:
第1章 家族殺しという病(斎藤義龍―愛著障害による悲しき家族殺し
伊達政宗―「潛在的自己評価」の低い希代のパフォーマー ほか)
第2章 サイコパスの疑いあり(武田信玄―感情で動かない合理的な侵略マシーン
織田信長―完全無欠のサイコパス ほか)
第3章 女の選び方と異常性愛(徳川家康2―確実に子孫を殘す生殖戦略
細川忠興―妄想をふくらませたボーダー気質 ほか)
第4章 名將に欠乏したもの(上杉謙信―不寛容で獨善的な正義を生んだ「愛」
豊臣秀吉―「問題設定能力」に欠けた天才 ほか)
PS:作為東大教授、東大史料編纂所教員、文學博士的本鄉先生,總是出一些不明所以的小品類書籍,這次這書看來也不例外,這不是自砸招牌么。
書名:中世の戦亂と文學
著者:松林靖明出版社:寶島社概要:
後期軍記研究の第一人者の遺稿集。『平家物語』に始まり、『承久記』、室町?戦國軍記に関する二十八本の論文を収録。特に『承久記』に関する一連の研究業績は、その後の『承久記』研究の道標となった。今後の中世文學?中世史研究者に多くの示唆を與える書。目次:
松林靖明 略年譜松林靖明 著述一覧並びに本書収録題目一 『平家物語』の世界
古典教材研究 『平家物語』殿上闇討―教材研究―『平家物語』の人脈源平合戦と奈良軍記物語の中の女人
二 『承久記』の論
承久記試論―冒頭より実朝暗殺までを中心として―前田家本『承久記』の一側面『承久記』に見る亂直前の後鳥羽院周辺『承久記』伊賀光季合戦記事をめぐってこの世の妄念にかかはられて―後鳥羽院の怨霊―慈光寺本『承久記』の土御門院配流記事をめぐって―日付の検討から―『承久記』と後鳥羽院の怨霊『五代帝王物語』の怪異譚―後鳥羽院の影―大江広元とその子―軍記における京下り官人―
慈光寺本『承久記』の合戦敘述―後人加筆説にふれて―軍記物語の哀話―『承久記』の場合―『承久記』の三浦胤義公武の合戦記―『承久記』『太平記』―三 室町?戦國軍記の論
『赤松盛衰記』の真実―赤松氏と軍記―後期軍記における諸本の様相―三木合戦関係軍記を中心に―『別所記』の虛構性神大本『別所記』と『中國兵亂記』『別所記』拾遺摂津北部の戦國軍記―軍記の在地化と変容―四 體験談と軍記
籠城?落城の日記と軍記夜話と武辺咄戦國軍記における體験談―『伊達日記』と『山口道斎物語』―田辺籠城軍記の展開解説 大津雄一
遺稿集の出版に寄せて 松林陽子
あとがき
PS:關於軍記物語的專業性研究,純專業向,不多說了。
書名:天下分け目の関ヶ原の合戦はなかった-一次史料が伝える「通説を根底から覆す"真実とは
著者:乃至政彥、高橋陽介出版社:河出書房新社概要:主戦場は関ヶ原の平野ではなく、家康も三成もいなかった!…一次史料から、従來の「関ヶ原合戦」観を覆す驚愕の真実が浮かび上がる!目次:
暫未找到
PS:高橋先生之前因關原合戰的一些細節問題和白峰旬懟上了,雙方都號稱拿一次史料當武器,這次也不例外。雖然沒找到目錄,但估計還會有對白峰旬先生的反論。
書名:織田信長(洋泉社MOOK 歴史REAL)
著者:出版社:洋泉社概要:なぜ、信長は尾張一國にも満たない勢力から、全國各地に方面軍を配置するほどの大軍団へ拡大できたのか?一人ひとりが戦國大名と比肩する名將たち、信長政権を支えた一門衆、有能な実務官僚から特殊部隊まで、彼らの活躍を見ることで、信長が戦國の世に殘した功績と常勝軍団の実力をあらためて検証する。目次:
【巻頭対談】 伊東 潤×金子 拓信長は家中?家臣統制でなにをめざしたのか!?【入門セミナー】
図解! 信長家臣団の組織?変遷?合戦【PART1】信長軍団が誇る名將7人の功績
羽柴秀吉 柴田勝家 明智光秀 丹羽長秀 滝川一益 池田恆興 荒木村重【コラム】信長を支えた家臣たち
政権に欠かせない政務を擔った吏僚たち 裏切り?追放?粛清された功臣たち異能の家臣――九鬼嘉隆?鈴木重秀?岡部又右衛門【PART2】父?兄弟?子女 信長一族の數奇な生涯
織田信秀 織田信忠 織田信雄 織田信孝 織田信包 その他の子どもたち【信長の城】最新の発掘情報が語るもの
小牧山城 岐阜城 安土城【特別企畫】キーワードで知る! ここまで変わった信長の実像
天下布武 安土宗論 朝廷政策 楽市楽座 兵農分離
PS:洋泉社的REAL雜誌系列,純入門向,全彩印刷,圖文並茂。適合喜歡前述特點的朋友閱讀。
書名:織田信長 435年目の真実
著者:明智憲三郎出版社:幻冬舎 概要:大うつけ、苛烈で殘虐、稀代のカリスマ……我々の知る《織田信長》像は、時の権力者により捏造され、作家や研究者らの感性に基づいて書かれたものが世に広まったに過ぎない。桶狹間の戦いの勝利は偶然なのか? 何故、本能寺で討たれたのか? 未だ謎多き男の頭脳を、現存する史料をもとに徹底解明。! !目次:
暫未找到
PS:明智先生真是筆耕不輟,織田信長、明智光秀、本能寺的話題在他的腦海里乃是無窮無盡的,這已是今年的第二本了。
書名:征夷大將軍研究の最前線
著者:日本史史料研究會 (監修), 関口 崇史 (編集)出版社:洋泉社概要:世の中の常識―源頼朝が征夷大將軍に任官されてから、幕末に徳川慶喜が大政奉還をするまでの七〇〇年近くの歴史は、武家政権の時代だった。鎌倉、室町、江戸幕府と、源氏に出自をもつ者が將軍となった。本書の核心―頼朝は、征夷大將軍職を望んでいなかった。鎌倉幕府は四代將軍以降、摂家や親王出身の將軍が続いた。では、いつから將軍は源氏で「武家の棟梁」ということが常識になったのか?歴史を書き換える12論稿を掲載。目次:
はじめに──「征夷大將軍=源氏」観の誕生と変遷 関口崇史第一部 鎌倉幕府と征夷大將軍
【頼朝と征夷大將軍任官】そもそも、源頼朝は征夷大將軍を望んでいなかった? 下村周太郎【鎌倉幕府と摂家將軍?親王將軍】
知られざる源実朝後の「非源氏將軍」の系譜 関口崇史【後醍醐天皇と親王將軍】悲劇の征夷大將軍となった護良親王 牡丹健一第二部 室町幕府と征夷大將軍
【鎌倉將軍と足利將軍】足利將軍家誕生は、「源氏の嫡流」の復活だったのか? 鈴木由美【足利將軍家と古典籍】
源氏將軍の存在根拠となった『源氏物語』『平家物語』 上原作和【足利義満と源氏長者】
征夷大將軍は、「源氏長者」であることが條件か? 岡野友彥第三部 征夷大將軍と八幡信仰
【「源氏の嫡流」と八幡信仰】源頼朝は、氏神の八幡神に何を求めたのか? 関口崇史【足利尊氏と八幡信仰】
源頼朝の宗教的権威を継承した足利尊氏 生駒哲郎【征夷大將軍家と鎌倉鶴岡八幡宮】
東西宗教界に君臨した鶴岡八幡宮寺の盛衰 小池勝也【足利將軍家と石清水八幡宮】
足利義教は、なぜ「籤引き」で將軍になったのか? 大塚紀弘第四部 征夷大將軍の近世的展開へ
【新田源氏と徳川家康】徳川將軍家に振り回された「新田義貞の子孫」たち 生駒哲郎【頼山陽と尊王思想】
江戸期の歴史書『日本外史』が語る征夷大將軍像 生駒哲郎資料編
あとがき
執筆者?編者紹介
日本史史料研究會の案內
PS:除了戎光祥出版社的那幾個書系外,這個洋泉社歷史新書y的書系也是個人比較喜歡的,內容適中,這次的將軍系列,適合有興趣的朋友一觀,而且各篇的作者陣容,也還是比較不錯的。
書名:戦國日本と大航海時代-秀吉?家康?政宗の外交戦略
著者:平川新出版社:中央公論新社概要:15世紀以來、スペインやポルトガルはキリスト教布教と一體化した「世界征服事業」を展開。16世紀にはアジアにまで勢力を広げました。本書は史料を通じて、豊臣秀吉、徳川家康、伊達政宗らとヨーロッパ列強との虛々実々の駆け引きを再現します。秀吉はなぜ朝鮮出兵したのか、家康はなぜ鎖國へ転じたのか、政宗はなぜ遣歐使節を送ったのか、そして日本が植民地にならなかった理由は――。日本史と世界史の接點に描かれるダイナミックな歴史像がここにあります。目次:
序章 戦國日本から「帝國」日本へ
第1章 大航海時代と世界の植民地化
第2章 信長とイエズス會
第3章 秀吉のアジア征服構想はなぜ生まれたか
第4章 家康外交の変遷
第5章 伊達政宗と慶長遣歐使節
第6章 政宗謀反の噂と家康の情報戦
第7章 戦國大名型外交から徳川幕府の一元外交へ
終章 なぜ日本は植民地にならなかったのか
PS:介紹戰國至江戶時代轉換期的日本對外交涉的情況的,集中了三天下人及大名代表伊達政宗的外交題材,而且中公新書的總體質量,一般還是說的過去的。
書名:訳注 信長公記著者:坂口善保譯出版社:武蔵野書院概要:織田信長の家臣、太田和泉守牛一による信長の一代記、巻首から巻十五までを原文に即して現代語訳し、詳細な注釈を付した決定版。本書『訳注 信長公記』は、巻首から巻十五までの全巻を原文に即して現代語訳したのみならず、874箇所に及ぶ詳細な〔注記〕を施した。例えば、「あるとき」というのは、いったい何年のことなのかをわかりやすく和暦と西暦で示して史実と結びつけたり、単なる現代語訳では読み飛ばしてしまいがちな登場人物について解説したり、當時の人々には常識であるが故に、わざわざ『信長公記』には書かれていない史実などを紹介したりと、事件の舞台裏が細かく補足説明されている。現代語訳とこの〔注記〕とを併せ読むことにより、現代人もたやすく『信長公記』の世界へと導かれるだろう。
目次:
巻首(是は信長御入洛無き以前の雙紙なり)尾張國かみ下わかちの事 など巻一(永祿十一年戊辰以來織田弾正忠信長公の御在世、且は之を記す)
公方様御生害の事 など巻二(永祿十二年己巳)
六條合戦の事 など巻三(元亀元年庚午)
常楽寺にて相撲の事 など巻四(元亀二年辛未)
佐和山城渡し進上の事 など巻五(元亀三年壬申)
むしやの小路御普請の事 など巻六(元亀四年癸酉)
松永多門城渡し進上、付不動國行 など巻七(天正二年甲戌)
義景、淺井下野、淺井備前三人首御餚の事 など巻八(天正三年乙亥)
御分國道作仰付けらるる事 など巻九(天正四年丙子)
安土御普請の事 など巻十(天正五年丁丑)
雑賀御陣の事 など巻十一(天正六年戊寅)
御茶湯の事 など巻十二(天正七年己卯)
摂津國御陣の事 など巻十三(天正八年庚辰)
播州三木落居の事 など巻十四(天正九年辛巳)
御爆竹の事 など巻十五(天正十年壬午)
御出仕の事 など
PS:最早教育社神山潤版的公記國內並不多見,而中川太古的口袋本的現代語譯信長公記在國內就普及多了。這次又來了一版,而且看介紹還加了更多的注釋,至於真正內容如何呢?拭目以待吧,不過價格確實是稍微高了些。
書名:戦國史研究 75 著者:戦國史研究會 (編集)出版社:吉川弘文館概要:戦國史研究の深化を著実に進めていくことを目的にした機関誌。內容は、論文のほか、新発見の史料や新事実の確認など、個々の成果を発表する場として「羅針盤」と名付けた研究余録等,毎號充実した編集を図っているユニークな雑誌です。目次:
織田?上杉開戦への過程と展開―その政治要因の追究…柴 裕之
賀茂別雷神社文書中の丹羽長秀?織田信長文書について…金子 拓
【羅針盤】
日野富子と山名宗全との連繋の発端…家永遵嗣
第四次川中島合戦直前の武田氏―新出の武田信玄自筆書狀から…海老沼真治
內容が判明した大道寺政繁書狀…黒田基樹
戦國史関係論文目録(平成29年1月~6月)/例會記録/例會報告要旨/會員消息/投稿規定
PS:這個不必多說,戰國史研究會的專門雜誌,個人最喜歡的專業向雜誌,不足就是半年一期,內容不多,薄薄的一個小冊子。這期里的柴裕之的論文,還是讓人挺有興趣的。
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