日本戰國史原版書籍資訊——2018年3月

書名:関ヶ原前夜 西軍大名たちの戦い

著者:光成准治

出版社:KADOKAWA

概要: 太閤秀吉の死去から、関ヶ原合戦にいたるまで、豊臣政権のなかでは何が起きていたのか? 凡庸な人物で、単なる被害者と評価されてきた毛利輝元をはじめ、上杉景勝?宇喜多秀家?島津義弘ら西軍に焦點を當てる。加藤清正?福島正則らの武功派と、石田三成ら吏僚派の対立という二項対立的観念から脫出。軍記などの二次的史料を排し、一次史料のみによる実証的な分析により、関ヶ原前夜の「権力闘爭」の実像を明らかにする。

目次:

第1章 豊臣秀吉の死と石田三成失腳

第2章 関ヶ原への道

第3章 「西國の統括者」毛利輝元

第4章 上杉景勝と直江兼続

第5章 若き「五大老」宇喜多秀家

第6章 島津義弘、起死回生の大勝負

付論―敗者たちのその後

PS:這是當年NHK出版的同名書籍的文庫復刻版,不過此書質量確實不錯,純史料解讀關原合戰前西軍各著名大勢力的情況,非常值得一讀。

書名:利休と戦國武將 十五人の「利休七哲」

著者:加來 耕三

出版社:淡交社

概要: 「茶聖」と尊稱された千利休に、直接、茶の湯の手ほどきを受けた弟子たち。なかでも「利休七哲」と稱された高弟たちは、各々の人生の中で茶道を、どのように活かし、生涯の糧としたのであろうか。「七哲」と呼稱されながら、時代によってその七人が入れ替わった人々──蒲生氏郷、細川三斎、高山右近、前田利長、瀬田掃部、豊臣秀次、木村常陸介、荒木村重、芝山監物、織田常真、牧村兵部、佐久間不幹斎、古田織部、織田有楽、有馬玄蕃。彼らの人生を辿りながら、「七哲」と呼ばれた所以を明らかにする。

目次:

第1章 「七哲」の筆頭 蒲生氏郷

第2章 教養が生き殘りの秘訣 細川三斎

第3章 信仰と茶の湯 高山右近?前田利長

第4章 悲運の茶人 瀬田掃部?豊臣秀次?木村常陸介

第5章 何処までも不可解な數寄者 荒木村重?芝山監物

第6章 滑稽味あふれるお人好し 織田常真?牧村兵部?佐久間不幹斎

第7章 時代の転換期に出現 古田織部

第8章 自分の分限を知っていた 織田有楽?有馬玄蕃

PS:四天王有五人算什麼,利休七哲有十五人。不過以加來先生以前作品的內容,估計本書也是維基詞條的級別吧。

書名:戦國武將と能楽―信長?秀吉?家康

著者:原田香織

出版社:新典社

概要: 群雄割拠の戦國時代にあって、多くの戦國武將に愛され楽しまれた芸能、能楽。武將たちは戦があいつぐなか、どのような時に能を鑑賞し、また自らも舞ったのか。能楽の歴史を軸に、信長?秀吉?家康らをはじめとする武將たちの挿話をなぞりながら、能が武家社會に浸透していく様子を追う。

目次:

はじめに

凡例

第一章 越智観世家と家康

第二章 戦國時代と能の流行

第三章 秀吉と能

第四章 能の式楽化

能楽史関係 略年譜

索引(人名?曲名?書名)

おわりに

PS:雖是文庫口袋本,但內容估計也是專業向。不知有幾個了解能的。

書名:経済で読み解く豊臣秀吉 東アジアの貿易メカニズムを「貨幣制度」から検証する

著者:上念司

出版社:新典社

概要: ビジネスモデルを変えた天下人?秀吉の國內&対外政策とは?朝鮮半島ではなく、マニラを攻撃していれば、世界地図は塗り替わっていた…!?足利家滅亡から本能寺の変、山崎の戦い、検地?刀狩、対キリシタン、朝鮮出兵まで、國防の本質を「経済的視點」で描く。「織豊時代」を學べば、現代日本を救える!!

目次:

はじめに ~秀吉の時代から「グローバリズム経済」は始まっていた!

序 章 信長と秀吉

第一部 「貨幣経済」が歴史を作る

第1章 「悪貨」が「良貨」を駆逐する?

第2章 東アジアの貿易メカニズム

第二部 秀吉の國內政策

第3章 信長の遺志を受け継いだ秀吉

第4章 牙をぬかれた寺社勢力

第三部 秀吉の対外政策

第5章 キリスト教國の脅威

第6章 「朝鮮出兵」失敗の本質

結びに代えて ~「損得勘定」で國を守れ!

PS:從作者的履歷以及以前出版的著作來看,此書恐怕不是本純經濟史的書,或許與當代有些掛鉤吧,畢竟不是純歷史學者。

書名:豊國大明神の誕生—変えられた秀吉の遺言

著者:野村玄

出版社:平凡社

概要: 死してなお、秀吉は悩みつづける―。文祿?慶長の役ののち、ポスト秀吉を巡って露わになった日本國獨立の問題。後陽成天皇?秀頼?家康らの思惑が「一致」した時、神號「豊臣大明神」はある切実な事情を託されていた。

目次:

第1章 豊臣秀吉の遺體の出土?損壊とその背景(豊臣秀吉の三百年祭を目前にした衝撃

明治新政府と豊國神社?豊國廟 ほか)

第2章 豊臣秀吉の遺言とその奏上(さまざまな秀吉の遺言

フランシスコ?パシオとジョアン?ロドゥリーゲスの証言 ほか)

第3章 秀吉の遺言変更と豊國大明神(遺言奏上の時期をめぐる政治的意味

アレシャンドゥロ?ヴァリニャーノによる新八幡批判 ほか)

第4章 秀吉の遺言を改変した者たちのねらい(誰が秀吉の遺言を改変したのか

北政所(高台院)の行動の意味 ほか)

第5章 その後の徳川家康と豊國大明神(徳川家康の大坂城西之丸への入城

伏見城落城?関ヶ原合戦と豊國大明神 ほか)

PS:就沖著這個書名,瘋魔大萌腎 @與世無爭非常君 就得備一本

書名:もうひとつの応仁の亂 享徳の亂?長享の亂—関東の戦國動亂を読む

著者:水野大樹

出版社:徳間書店

概要: 歴史の隙間になりがちだった室町時代後期は戦國時代へと向かう歴史的ターニングポイントとして、今注目を集めている。特に応仁の亂はそのエポックメイキングとして有名だが、実は関東地方で起こった享徳の亂こそ、戦國時代への幕開けの事件であった! 本書では享徳の亂とその4年後に起きた長享の亂を地図や図表を用いながら、わかりやすく解説。関東支配のナンバーワンであった鎌倉公方とナンバーツーの関東管領による覇権爭いは関東の守護武將や有力者を二分させ、また各家でのお家騒動や家臣による下剋上を誘発した。応仁の亂より長きにわたって続いた享徳の亂、長享の亂を紐解くことで、なぜ、今川家や北條家が戦國大名として台頭したのか、上杉謙信が関東管領にこだわった理由、太田道灌の出自の謎などがわかる!

目次: 第1章 享徳の亂前夜──當時の関東地方の狀況を知っておく 享徳の亂の中心的存在、鎌倉公方、関東管領とは? なぜ、関東管領は代々上杉家が就任したのか? 鎌倉公方が京都の幕府に反抗した歴史 鎌倉公方と関東管領の対立──「上杉禪秀の亂」勃発! 幕府+関東管領vs鎌倉公方 この対立構造になった理由 足利持氏が憲実討伐へ挙兵! 「永享の亂」勃発! など

第2章 享徳の亂勃発──全國に先駆けて関東が戦國時代に突入 鎌倉公方?足利成氏が関東管領?上杉憲忠を誅殺! 「分倍河原の戦い」で成氏軍が勝利 足利成氏が古河に移動し「古河公方」となる 北上する成氏軍と南下する上杉軍の衝突 有力守護家の分裂、宇都宮家と千葉家が二派に 太田道灌登場! 江戸城築城 など

第3章 享徳の亂の終息──長尾景春の亂と太田道灌の活躍 上杉氏憲の子で幕府のキーマン犬懸上杉教朝が自害 関東管領?上杉房顕が五十子で陣沒 「応仁の亂」勃発! 関東の大亂との関係とは? 山內上杉家の重臣?長尾景春が上杉顕定から離反! 北條早雲の仲介策で太田道灌は関東へ帰還 太田道灌の活躍、「石神井城の戦い」 など

第4章 長享の亂勃発──両上杉家の対立と北條早雲の登場 主君?扇谷上杉定正が太田道灌を殺害! 山內上杉家VS扇谷上杉家「長享の亂」勃発 両當主が出陣の総力戦「須賀谷の戦い」が勃発 「明応の政変」が勃発! 北條早雲が伊豆に侵攻 古河公方?足利成氏が死去 北條早雲が伊豆國を制圧! 「立河原の戦い」と「長享の亂」の終結 など

PS:既然也是文庫本,估計並非什麼研究書。想了解戰國前史以及東國戰國史開端的,應該是個不錯的入門書吧。

書名:三好一族と阿波の城館

著者:重見高博、石井伸夫

出版社:戎光祥出版

概要: 徳島と畿內で激戦を繰り広げた三好勢力下の74城館を、最新の研究成果に基づいて解説。縄張り図,遺構?現況寫真など図版満載!!

目次:

第1章 阿波の城館と三好氏の動向(室町?戦國期の阿波國における城館の展開

特別寄稿 三好本宗家と阿波三好家―相互補完と分裂)

第2章 阿波三好家の本拠地勝瑞と周辺の諸城(勝瑞城館―板野郡藍住町

細川氏守護館―板野郡藍住町 ほか)

第3章 吉野川流域の城館と水運の掌握(白地城―三好市

州津城(多子城?田子城)―三好市 ほか)

第4章 紀伊水道沿岸の城館と港津の支配(木津城―鳴門市

北泊城―鳴門市 ほか)

第5章 三好本宗家と畿內の諸城(越水城―兵庫県西宮市

芥川山城―大阪府高槻市 ほか)

PS:戎光祥出版的這個套系的新作,還是面向純城郭愛好者的。

書名:現代語訳 三河物語

著者:小林賢章 (翻訳)

出版社:築摩書房

概要: 徳川家の譜代として、主君を裏切ることなく代々奉公してきた大久保家。その家筋を誇り、子々孫々に至るまで忠勤にはげむことを説いた『三河物語』は、松平郷に興り家康に至るまでの徳川家九代の歴史を今に伝える重要古典である。著者の大久保忠教、通稱彥左衛門は、歴史上名高い長篠の戦い(1575)や関ヶ原の戦い(1600)、そして自ら參戦した上田城攻め(1585)などの様子を生き生きと描寫し、ときには「天下のご意見番」として、主君への憤懣をも隠さない。當時の俗語で書かれた難解な原文を、読みやすい現代語訳で送る。

目次:

三河物語1 徳川家の先祖と大久保一族(徳川家の先祖

初代親氏、西三河松平郷に興る

二代泰親、岩津、岡崎の城をとる ほか)

三河物語2 若き日の家康(九代家康

三河譜代の人びとの労苦

水野信近の死去 ほか)

三河物語3 江戸開府と家康の死(信玄の遠江出撃

三方ガ原の戦い

譜代の臣はお家の犬 ほか)

PS:從譯者來看,此書應該也是多年前教育社現代語譯一些史料的那個套系的《三河物語》的文庫復刻版,個人覺得一般般。

書名:織田信長—近代の胎動

著者:藤田達生

出版社: 山川出版社

概要:

天下統一を目前に死した織田信長。本能寺の変の真相を再検討することで、信長による天下統一の思想や政策、それにより生じた派閥抗爭、足利義昭との対立などを解説し、信長政権という歴史の転換期の本質に迫る。

目次:暫無

PS:山川的這個系列作者陣容還算可以,而且涉及面比較廣,各時代的人物傳記。但書僅僅是個小冊子,大概也是入門書級別的。

書名:戦國?近世の島津一族と家臣

著者:五味克夫

出版社:戎光祥出版

概要: 膨大に殘る戦國?近世大名島津氏に関する記録史料を丹念に整理?検討し、 中世から近世にかけての島津一族や家臣らの動向を考察。 また、島津氏研究の基礎史料「島津家文書」を含む、関連文書群の成立?伝來の背景も明らかにする。

目次:

第1部 島津本宗家と史料  第一章 「島津家物語―日我上人自記―」について  第二章 「島津家物語―日我上人自記―」をめぐって  第三章 鹿児島城の沿革―関係史料の紹介―  第四章 「御厚恩記」をめぐって 第2部 島津氏の一族と家臣  第一章 矢野主膳と永俊尼  第二章 御屋地君略伝  第三章 島津忠治と調所氏?本田氏?入來院氏  第四章 「山田家文書」と「山田聖栄自記」補考  第五章 菱刈本城城主考  第六章 『日向記』と『舊記雑録』、真幸院領主北原氏のその後  第七章 「島津久章一件」史料並びに覚書  第八章 故実家としての薩摩伊勢家と伊勢貞昌―関係史料の紹介―  第九章 日置島津家と垂水島津家―系譜と家格をめぐって― 第3部 薩摩藩島津家の史料伝來  第一章 伊地知季安?季通と薩藩舊記雑録  第二章 島津家文書の成立に関する再考察―藤野?亀山家文書を中心に―  第三章 薩藩史料伝存の事情と事例  第四章 越前島津家文書の伝來について  第五章 島津氏系図について  第六章 「島津氏系図について」補考  (附録)川上久良氏舊蔵文書「義久様御系図」  第七章 福島正治と伊地知季通―「舊記雑録」補考― 著作目録?あとがき

PS:難得一見的島津家的研究書籍,特別是關於島津家臣團的研究內容。不過破萬日元的胸殘價格讓人望而卻步。

書名:武田親類衆と武田氏権力

著者:須藤茂樹

出版社:岩田書院

概要: 本書は、著者の戦國大名甲斐武田氏に関する研究をまとめたもので、穴山氏をはじめとする親類衆(親族衆)の動向を中心に、訴訟?外交?宗教など、さまざまな観點から、支配と権力という側面を重視する。主として1988から1993年ころにかけて発表したものに、近年の発表論文を加え、そのごの成果については付記で觸れた。

目次: 第一部 武田親類衆穴山氏の支配構造  

第一章 穴山信友の文書と河內領支配  

第二章 武田親類衆穴山信君の河內領支配  

第三章 穴山信君の江尻領支配  

第四章 甲斐武田氏の滅亡と穴山氏

第五章 穴山氏奉書式印判狀とその奉者  

第六章 穴山信君と畿內諸勢力―武田外交の一斷面?史料紹介を兼ねて―

付論  穴山信君と鷹

第二部 武田親類衆の支配構造  

第一章 武田逍遙軒信綱考  

第二章 信濃仁科氏の武田氏被官化と仁科盛信  

付論  武田氏と郡內領に関する一史料

第三部 武田氏の外交?訴訟?宗教

第一章 武田信玄の西上作戦再考

第二章 甲?越同盟の一考察

第三章 戦國大名甲斐武田氏の「訴訟」をめぐって

第四章 武田信虎の信仰と宗教政策

第五章 窪八幡神社所蔵掃除指図の紹介と武田?後北條氏の掃除役

付論一 「市河文書」に見る一武士のいきざま―信濃から越後?會津?米沢、北海道へ―

付論二 関東戦國史に関する新史料二通の紹介―武田信玄と上杉謙信の書狀―

付論三 阿波に殘る武田家伝承

PS:上面是島津家臣團的研究,這又是武田一門眾的研究,都可謂是本月的壓軸書籍。但價格也近萬,武田粉只得望書興嘆了。


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