織田信長:人間五十年
04-13
敦盛、人間五十年、 思えば此の世は
常の住処にあらず 草の葉におく白露 水に宿る月より猶あやし 金谷に花を詠じ栄華はさきを立って
無常の風にさそわるる 南樓の月を弄ぶ輩も 月に先だって 有為の雲に隠れり 人間五十年 下天の中をくらぶれば 夢幻のごとくなり 一度生を受け 滅せぬ者のあるべきか滅せぬ者のあるべきか是を菩提の種と思ひ定めざらんは
口惜しかりし次第ぞと思ひ定め 急ぎ都へ上りつつ 敦盛の御首を見れば物憂さに 獄門よりも盜み取り 我が宿に帰り 御僧を供養し 無常の煙となし申し 註:常の住処にあらず 原意:居無定所,理解成萬事無常
南樓の月を弄ぶ輩も 原指京都城南大戶人家,理解成一代名流 滅せぬ者のあるべきか滅せぬ者のあるべきか 原意:註定要毀滅消失的東西,理解成成功失敗 是を菩提の種と思ひ定めざらんは 有譯為:均是菩提之種,在此理解成上天註定 獄門よりも盜み取り 我が宿に帰り 御僧を供養し 原意:從獄門到回自宅,交僧人供奉 無常の煙となし申し 原意:一切皆化煙霧 中國語に翻訳します: 常思人世漂流無常 譬如朝露 水中映月 剎那繁華瞬間即逝風流人物
今非昔比 人生五十年 莫非熙熙攘攘 浮生幻夢 名垂青史 功敗湮滅 只是宿命因果 一念之間 有何可惜急至京都憂心難忍
獄門示眾 敦盛之首 竊而歸家傳僧供奉 嘆息如煙 人間無常 人生五十年 莫非熙熙攘攘 浮生幻夢 人生五十年,放眼天下,去事宛如夢幻,一度得生者,豈有常不滅?推薦閱讀:
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