日本戰國史原版書籍資訊——2018年2月

書名:北條氏政—乾坤を截破し太虛に帰す

著者:黑田基樹 出版社:ミネルヴァ書房

概要: 北條氏政(一五三九~九〇)関東の戦國大名。北條家第四代當主として最大版図を形成するも、小田原合戦で羽紫秀吉に敗れた北條氏政。汗かけ飯や小田原評定の逸話に見られる低評価は実像を反映しているのか。本書では、氏政の生涯を辿り、その行動の意味を探る。

目次:

第一章 家督相続まで

1 誕生から元服まで

2 氏政の妻と子供

3 嫡子としての活動

第二章 北條家當主としての成長

1 北條家當主になる

2 氏康の補佐のもとで

3 軍事行動の主導

4 當主としての確立

第三章 越相同盟と武田信玄との戦爭

1 越相同盟の交渉

2 武田信玄との戦爭

第四章 甲相同盟から御館の亂への対応

1 氏政の単獨政権

2 関東八カ國支配に向けて

3 関東支配の進展

4 御館の亂への対応

第五章 武田勝頼との戦爭と織田政権への従屬

1 織田信長への従屬

2 氏政の隠居

3 織田信長への従屬

第六章 「御隠居様」として氏直を補佐する

1 「御隠居様」氏政の役割

2 羽柴秀吉の「関東惣無事」との接觸

3 北條領國の最大版図を形成

第七章 羽柴秀吉への従屬交渉と決裂

1 羽柴秀吉との対戦への備え

2 羽柴秀吉への従屬交渉

3 羽柴秀吉との決裂へ

4 北條家の滅亡と氏政の最期

主要參考文獻

おわりに

北條氏政年譜

事項索引

人名索引

PS:應該能稱得上是本月的鎮月之寶了吧。黑雞先生回歸本源終於出了北條氏政的專書,從專業角度去解讀這個幾百年來被詬病的人物。而且印象里罕有北條氏政的專書,這次也算是彌補空白了,個人大期待。而且ミネルヴァ書房的這個人物評傳系列,戰國人物的幾本看著還都不錯,至少個人覺得比弘文館的人物叢書系列厚道一些。

書名:戦國期の村落と領主権力

著者:錢靜怡

出版社:吉川弘文館

概要: 領域支配を目指す戦國大名と、自立志向を強める村落との関係は、この時代を解明する重要課題である。近世への連続を重視する移行期村落論を経て、地域間の特性に注目する研究が盛んに行なわれている。二項対立図式ではなく、雙方向的迴路の視角から、北條氏の郷村支配と淺井氏支配下の近江菅浦を題材に、大名権力と村落構造の実態を浮き彫りにする。

目次:

序章 研究史の整理と本書の課題/戦國大名北條氏と村落(戦國大名北條氏の西浦地域支配―小代官の再検討を手がかりに〈伊豆國西浦地域の在地秩序/北條氏の西浦地域支配〉/戦國大名北條氏の郷村支配と「小代官」〈郷村の小代官と代官の手代としての小代官―西浦地域を通じて/郷村の小代官を設置する主體/郷村の小代官の身分について〉以下細目略/戦國大名北條氏の口野地域支配―土豪層代官への視點/戦國大名北條氏の郷村支配と土豪層―「郷請」の実態を考える)/戦國期の菅浦と領主支配(戦國期菅浦における領主支配の変遷―年貢?公事銭請取狀の分析を通じて/戦國期における菅浦の借銭問題―天文年間の借銭事例の再検討を中心に/戦國大名淺井氏の菅浦支配)/終章 総括と展望

PS:前些年鬧得沸沸揚揚的錢老師終於將其研究成果結集出版了,而且還是吉川弘文館這種重型的出版社,只不過研究課題太專業了些,而且價格過於兇殘。只能看看熱鬧了。

書名:五山僧がつなぐ列島史―足利政権期の宗教と政治

著者:斎藤夏來

出版社:名古屋大學出版會

概要: 地域の信仰を背景に各地を結び付け、體制的武士層を欠く足利政権の全國支配の鍵ともなった、「夷中(いなか)」の五山僧の決定的役割を浮かび上がらせて、中央偏重の五山制理解を一新、五山文學も手がかりに、列島社會が內包していた異國的世界をも展望し、新たな中世史像を描き出す。

目次:

序 章 五山僧の忘卻と再発見の試み

はじめに

1 禪宗史研究

2 顕密八宗論

3 禪律仏教論

おわりに——本書の課題

第I部 足利政権と五山僧

第1章 叢林と夷中——五山僧の列島散在

はじめに

1 諸山?十剎住持補任の概況

2 夷中との交渉

おわりに

第2章 足利政権の坐公文発給と政治統合——赦し合う政権と檀越たち

はじめに

1 義教政権期の坐公文

2 義政政権期の坐公文

おわりに

第3章 関東公帖と夷中の五山僧——赦し合う人脈の展開

はじめに

1 関東公帖の発生と展開

2 関東公帖の受給者たち

おわりに

第4章 戦國期足利政権の公帖発給と「武士」の編成

はじめに

1 戦國期公帖の政局的側面

2 戦國期公帖の體制的側面

おわりに

第II部 夷中の檀越と五山僧

第5章 鎮魂の強制から信仰の統合へ——石見安國寺の諸山禪院への推移

はじめに

1 利生塔?安國寺の警固人

2 寺塔警固人から禪院檀越へ

おわりに

第6章 五山僧をめぐる師弟関係と師檀関係——諸地域の十方院について

はじめに

1 京都所在=將軍家膝下の禪院

2 各地所在=諸勢力膝下の禪院

おわりに

第7章 地方諸山禪院の無名檀越たち——備中寶福寺を事例として

はじめに

1 江戸期地誌類にみる寶福寺末寺の群小檀越

2 室町期荘園史料に探る寶福寺末寺の檀越像

おわりに

第8章 戦國期在地勢力の五山文學受容——尾張知多半島域を事例として

はじめに

1 慈雲寺雲岫永俊と佐治氏

2 知多半島域における五山文學受容の諸相

おわりに

第9章 居士大姉仏教と五山文學——尾張?三河の諸山と五山僧

はじめに

1 夷中の諸山と十方檀越

2 夷中の五山長老

3 夷中の五山文學

おわりに

第III部 五山僧の思想史的位置

第10章 夷中考——列島社會と五山文學

はじめに

1 五山僧の前史

2 列島社會內の対外関係

3 五山文學の受容者論

おわりに

第11章 五山僧の栄西認識

はじめに

1 栄西は禪律僧か

2 栄西は密教僧か

3 栄西は仏心宗第一祖である

おわりに

第12章 南禪寺住持論——列島史のなかの五山僧とキリシタン

はじめに

1 「本朝高僧伝」のなかの南禪寺住持

2 キリシタンがみた禪宗と南禪寺住持

3 南禪寺住持をめぐる諸認識

おわりに

終 章 列島史と日本史のはざまで——これからの五山文學研究に向けて

はじめに

1 坐公文受給五山僧の実像

2 「夷中」の十方檀越の実像

3 「夷中」の五山文學

おわりに——今後の課題

あとがき

初出一覧

索 引

PS:宗教相關的專書,沒有啥了解,也是看熱鬧。

書名:経済で謎を解く 関ヶ原の戦い

著者:武田知弘

出版社:青春出版社

概要: 天下分け目の戦いである「関ヶ原の戦い」が、なぜわずか數時間で決著がついたのか?家康はなぜあえて不利な陣形で戦いに挑んだのか?日本史最大のミステリーである関ヶ原の謎も、「経済」の視點で読み解くと、スッキリ見えてくる。歴史好き必読の一冊!

目次:

はじめに―「関ヶ原」の數々の謎は、経済でスッキリ解ける

第1章 家康が格下の三成を恐れていた理由

第2章 大名たちの経済格差を生じさせた朝鮮出兵

第3章 三成と家康、水面下の経済戦爭

第4章 実は脆弱だった豊臣家の財政基盤

第5章 天下取りに向けた家康のしたたかな経済戦略

第6章 なぜ関ヶ原の戦いは數時間で終わったのか

おわりに―「関ヶ原」の経済的影響は現代にまで続いている

PS:從經濟的角度去描述關原合戰的一本小書,不知會不會有啥有啟發性質的說法,這個話題其實還應該挺有意思的吧。

書名:竹中重門と百姓の関ケ原合戦

著者:三池純正、中田正光

出版社:洋泉社

概要: 世の中の常識―「天下分け目の戦い」であった関ケ原合戦の東軍勝利は、合戦當日の小早川秀秋の裏切りによってもたらされた。関ケ原は、東西両軍が雌雄を決する戦いの場であった。本書の核心―用意周到に準備を進めていた石田三成の戦略は、実は竹中半兵衛の子で関ケ原の領主、竹中重門の翻意によって崩れ始めていた。生活の場を戦場にされた百姓たちと、領地と領民を守るため苦渋の決斷をした地元領主の動向が、合戦の結果を大きく左右した。

目次:

まえがき――鍵を握るもうひとりの人物

【序】領主は領民の安全を保障する

第一部 武將たちの関ケ原……三池純正

第一章 新たな現地調査と菩提山城の謎

第二章 関ヶ原前夜

第三章 岐阜城総攻撃

第四章 関ケ原の領主?竹中重門

第五章 石田三成の構想

第六章 九月十四日の長い一日

第二部 百姓たちの関ケ原……中田正光

第一章 戦禍の中で生きる人々

第二章 戦場から避難する人々

第三章 安全保障証を求める人々

第四章 自力救済のために結束する人々

第五章 戦う人々

おわりに――戦場に殘る一石五輪塔

PS:上面那個是從經濟角度,這個是從民眾的角度去分析,對於了解合戰期間民眾的動嚮應有不少幫助吧。

書名:「関ケ原」を読む 戦國武將の手紙

著者:外岡慎一郎

出版社:同成社

概要: 慶長5年9月15日「天下分け目」の関ケ原合戦。そこに至るまでに陣営間を飛び交った武將たちの手紙を紹介し、さまざまな人の動き、彼らの思惑と計略、迷いと決斷をとらえ、合戦の深層に迫る。

目次:

第一章 女たちの関ヶ原?斷章  

 1 芳春院、「証人」として江戸へ向かう  

 2 加賀から家老四人の「証人」が江戸に向かう?  

 3 長岡忠興、大坂政変への対応を家臣に指示する  

 4 加藤清正、松井康之に策を提案する  

 5 松井康之ら、加藤清正に近況を伝える  

 6 大谷吉継、松井康之を「京方」に誘う  

第二章 伏見城陥落の日に  

 1 鍋島勝茂、毛利吉政とともに伏見城攻略に加わる  

 2 大谷吉継、北國に向かう

 3 石田三成、北庄の青木一矩を激勵する

 4 黒田如水、中川秀成に上方の近況を伝え、連攜を強める  

 5 黒田如水、吉川広家に人質を預かるよう依頼する  

 6 脇坂安治、山岡道阿彌を介し家康と音信を通じる  

 7 毛利輝元?宇喜多秀家、薩摩の島津忠恆に出陣を促す

 8 「北國口」に木下利房?勝俊の軍勢が加えられる

第三章 家康完勝への途

 1 黒田長政、吉川広家を通じて毛利輝元を調略する 

 2 福島正則、淺野長政に戦勝を伝える

 3 家康、江戸を発つ

 4 前田利長も動く

 5 京極高次、大津城に籠り「関東方」の旗を上げる

 6 加藤清正、家康に決意を伝える 

付表 関ヶ原の戦い関連年表

PS:這月關原合戰相關的書籍不少啊。外岡先生以前出過大谷吉繼的一些著書,這次分析關原合戰諸將書信,按說題目是個好題目,但就不知道外岡先生是否能夠寫得好了。

書名:「本能寺の変」は変だ! 435年目の再審請求

著者:明智憲三郎

出版社:文芸社

概要: 「秀吉がねつ造し、軍記物に汚染された戦國史を今一度洗濯いたし申し候」―刑事?民事の裁判には、判決が確定した事件について、法に定められた事由がある場合に判決を取り消して、裁判の審理をやり直すよう申し立てることが可能です。これを再審請求といいます。本書で解説するのは歴史捜査で得られた光秀謀反の動機と実行経緯についての定説?通説の変な話、そして定説?通説を支えているこれまでの研究の変な話をどうやって暴いて真実に迫っていったかを明かす、いわば再審請求のための公判記録です。

目次:

第一編 謀反の動機定説?通説編

第二編 謀反の動機新説編

第三編 謀反の動機解明編

第四編 謀反の実行経緯定説?通説編

第五編 謀反の実行経緯解明編

第六編 謀反の後日談編

PS:憲三郎先生的內心真是強大,這個本能寺之變XXX年目系列都多少年了,雖為不少專業歷史學者所詬病,但仍筆耕不輟,可見是真愛啊。

書名:織田家臣団の謎

著者:菊地浩之

出版社:KADOKAWA

概要: 信長の「能力主義」はどこからきたのか?それは、父?信秀から引き継いだ體制に理由があった。有力部將の多くは従屬的ではなく、代々仕える譜代家臣が少なかった。そのため、重臣には戦闘動員力を持つ國人領主をあてざるをえなかった。能力や資質よりも門閥主義を選択したが、徐々に小身の側近たちを抜擢していった。信長が、自らの家臣団をどのようにして最強の軍団へと成長させていったのか、豊富な史料を使って検証する。

目次:

第1章 前史としての父?信秀

1 信秀の擡頭

2 那古野城攻略

3 三河攻略

4 美濃出兵

第2章 信長の尾張統一

1 信秀の死

2 清須織田家との対立

3 筆頭家老?林佐渡守との対立

4 尾張の統一

第3章 桶狹間の合戦と美濃?近江侵攻

1 桶狹間の合戦(永祿三年五月)

2 美濃侵攻

3 足利義昭を奉じて上洛

第4章 織田家臣団の形成

1 信秀家臣団はあったのか

2 青年期?信長の部將は家柄で選ばれた

3 カネで買った旗本を育てる

4 旗本から部將への昇格

第5章 方面軍ができるまで

1 近江 有力部將による分封支配

2 近畿 舊勢力の溫存

3 越前 方面軍司令官の誕生

4 近江の直轄化と家督譲渡

第6章 方面軍司令官の時代

1 方面軍司令官とは

2 柴田勝家(天正三年九月)

3 佐久間信盛(天正四年五月)

4 羽柴秀吉(天正五年一〇月)

5 瀧川一益(天正一〇年四月)

6 神戸信孝(天正一〇年六月)

7 織田家臣団としての明智家臣団

PS:選題也應該是個熱門話題,但此書在亞馬遜上評價不高,估計是作者難以駕馭淪落為百科水平了吧?!

書名:秀吉の武威、信長の武威—天下人はいかに服屬を迫るのか (中世から近世へ)

著者:黑島敏

出版社:平凡社

概要: わが武威こそ正義、そのこころは―。天下人が大名を服屬させる時、自らの政権をどのように正當化するのか。2人の「勝者」が日本に君臨していく過程を詳述し、その意識と論理、本音と建て前について解き明かす。

目次:

序章 「武威」から見える天下統一の実態

第1章 秀吉の九州「停戦令」

第2章 秀吉の奧羽「惣無事」

第3章 秀吉の武威と靜謐

第4章 信長と奧羽

第5章 信長と九州

第6章 信長の武威と東夷

終章 「武威」から見えた二人の違い

PS:黑島先生在這個話題上也搞了好些年了,而且平凡社的這個系列,我個人還是比較喜歡的,小推薦一下吧。

書名:徳川家康の服飾

著者:福島雅子

出版社:中央公論美術出版

概要: 江戸幕府初代將軍として以後260年余つづく徳川政権の礎を築いた徳川家康。その家康が遺した100點以上の服飾コレクションから、辻が花染?小紋染遺品の特色、「葵紋」の定式化を検討し、中世末から近世初頭の服飾史上の一大転換期に現れた「家康好み」ともいえる新たな武家服飾形式を明らかにする。

目次:

序論 徳川家康の服飾遺品

第I部 辻が花染の服飾類

第一章 徳川家康所用の辻が花服飾類

第二章 東京國立博物館所蔵「白紫段練緯地葵紋散模様陣羽織」

第三章 東京國立博物館所蔵「白練緯地松皮菱竹模様小袖」

第II部 小紋染服飾類の展開

第四章 紀州東照宮所蔵「紺地寶盡小紋小袖」

第五章 徳川美術館所蔵の小紋染服飾類

第六章 江戸東京博物館所蔵「萌蔥地葵紋付小紋染羽織」

第III部 近世武家服飾の形成

第七章 徳川家康所用小袖類における五つ紋の形成

第八章 雁金屋関係資料にみる徳川家康および徳川將軍家の服飾

第九章 徳川家康所用服飾類における服飾様式

結論

PS:冷門+專業,純粹面向興趣者了吧。


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