日本戰國史原版書籍資訊——2017年11月

書名:現代語訳 応仁記

著者:志村有弘

出版社: 築摩書房

概要: 日本史上類を見ない泥沼の長期戦となり、京中を焼き盡くすに至った応仁の亂。『応仁記』は、亂が終結してほどなく書かれたとされる軍記物である。作者は現在も未詳だが、戦亂勃発の背景から文明5年(1473)の山名宗全の死に至るまでの過程を克明に描いたその筆致は、「あの戦いはいったい何であったのか」という、當時の人々が抱いたであろう虛無感を現代にまで伝えている。応仁の亂を知るうえで欠かせない、貴重な第一級史料。

目次:

巻第1(亂前御晴のこと

熊谷訴狀のこと

若君誕生のこと ほか)

巻第2(勝元方、蜂起のこと

所々合戦のこと

一條大宮豬熊合戦のこと ほか)

巻第3(赤松家伝のこと 並 神璽の御事

但州合戦のこと

醍醐山科合戦のこと ほか)

PS:據說成立於大永年間的應仁記,對於了解應仁之亂還是有些幫助的。但網上也有電子版,這裡芝蘭堂 ? 軍記で読む南北朝?室町還有些別的東西,有興趣的朋友可以看看。

書名:織豊系陣城事典

著者:高橋成計

出版社: 戎光祥出版

概要: 本書では、軍事的な防禦を前提とし、合戦時に使用された陣城(類似遺構を含む)を中心に、織豊期の161城を取り上げた。 「織豊系の陣城」とは、織田信長から豊臣秀吉、さらには彼らの配下にあった、いわゆる織豊系大名によって完成された城郭群の陣城の総稱である。陣城とは、「戦場で構築された臨時の城」で、単に自然地形に軍勢が駐屯するだけでなく、堀を掘って曲輪の周囲に柵や土塁を設け、櫓をあげて攻撃や防禦のできる施設や、城館?寺院?神社等が陣として使用され、改変されたものと規定される。このため、恆久的な城郭とは區別しなければならない。 「陣城」という言葉は中世の文獻には見られず、「要害」「付城」「向城」などの言葉で登場する。このため、陣城という言葉が広く使用されるのは江戸時代になってからである。これは、合戦時に構築された城のひとつとして認識されていたからである。

目次:

【カラー口絵】 凡 例 総論 織豊系城郭の陣城 第一部 1、元亀爭亂 元亀爭亂 城郭位置図 1井元城 2多喜山城 3雲雀山砦 4虎御前山城 5宇佐山城 2、雑賀攻め 雑賀攻め 城郭位置図 6長尾城 7木ノ本城 3、丹波國攻め 丹波國攻め 城郭位置図 8小富士山城 9茶臼山城 10栗 柄 砦 11東白毫寺城 12金 山 城 13夏栗山城 14譲葉山城 15周山城西曲輪 4、播磨國攻め 播磨國攻め 城郭位置図 16目高の築地 17高倉山城 18広 山 城 19長田山城 20平井村中村間ノ山付城 21平井山ノ上付城… 22慈眼寺山城 23久留美村大家內谷上付城 24跡部村山ノ下付城 25法界寺山ノ上付城 26高木大塚城 27シクノ谷峯構付城 28明石道峯構付城… 29小林八幡神社付城 30八幡谷ノ上明石道付城A 31二位谷奧付城A… 32和田村四合谷村ノ口付城 33天正寺城 34淡河西付城 35白 山 城 36聖 山 城 5、摂津三田城攻め 摂津三田城攻め 城郭位置図 … 37釜 屋 城 38五良谷城 39宅 原 城 第二部 6、伊賀國攻め 伊賀國攻め 城郭位置図 40筒井氏城 41松倉豊後守城 42筒井順慶城(短野城) 43頓比屋宇峯 陣城群 44愛宕山砦 45桜町中將城 46滝川氏城 47境 目 砦 48桐之木城塞群 49羽柴氏砦 50行者山城 51國見山城 52矢 鉢 城 7、因幡國攻め 因幡國攻め 城郭位置図 53太閤ヶ平(本陣山) 54奧之秀台ノ陣所… 55高場ノ陣所 56舞上之砦 57五反田平陣所 58伝 羽柴?堀尾?仙石陣所… 59中水道北尾ノ陣所 60下の丸陣所 61古屋敷砦 62庵ノ城砦 63サイノタワノ陣所 64雁金尾西端ノ砦… 65山守東砦 66山守ノ砦 67ヒル山砦 (伝 高野駿河守陣所) 68其次之要害 69峰寺御本陣 70西桂見砦 71桐 山 城 72三津ヶ崎本陣山城 73大 崎 城 74大崎城付城 75河 內 城 76飛 田 砦 77シンジャク城 78小畑高尾城 79番 城 80十萬寺城 8、美作國攻め 美作國攻め 城郭位置図 81時 兼 城 82新 宮 城 83尼 ヶ 城 84橫 手 城 85美作丸山城 86寄 城 87蕨尾山城 88野路山東城 9、備中高松城合戦の前哨戦 備中高松城合戦の前哨戦 城郭位置図 89守福寺裏山陣城… 90三上山城 91下足守A?Bの陣城 92土田大崎境陣城… 93辛 川 城 94小陣屋砦 95牛 神 城 96名越2號砦 97尾 崎 城 98千 引 砦 99名 越 砦 100一國山城 第三部 10、賤ヶ岳合戦 賤ヶ岳合戦 城郭位置図 101內中尾城(玄蕃尾城) 102行市山砦 103行市山南砦 104別所山砦 105橡谷山砦 106中谷山砦 107柏谷山砦 108大谷山砦 109林谷山砦 110燧 城… 111田上山城 112天神山砦 113高尾山砦 114今市上砦 115東野山城 116菖蒲谷砦 117坂 口 砦 118田部山城 119神明山砦 120堂木山砦 121堂木山砦西部遺構 122堂木山砦北部遺構 123堂木山砦南東遺構 124岩崎山砦 125大岩山砦 126賤ヶ岳砦 127岩 熊 城 128西 岡 城 129中ノ谷遺構 130駈倉山城 131堂谷山城 11、美作國北部の合戦 美作國北部の合戦 城郭位置図 132古 川 城 133室 尾 城 134高 築 城 12、美作國岩屋城合戦 美作國岩屋城合戦 城郭位置図 135妙福寺ノ上城 136楽萬ノ上城 137往還ノ上城 138柿ノ木ノ上東ノ城 139柿ノ木ノ上城 140石 蕨 城 141梅ヶ峠城 142はってば城 143的場ノ峠城 144栃ノ木峠 145與右衛門ノ上城… 146荒神ノ上城 147姿 山 城 13、小牧長久手合戦 小牧長久手合戦 城郭位置図 … 148新 所 城 149赤埴上城 150土 山 城 151切 山 城 152高地山城 153國陣山城 154宮 山 城 155城 山 城 14、小田原合戦 小田原合戦 城郭位置図 156追越山付城 157本立寺付城 158上山田山付城 159昌渓院付城 160御所山城 161富士山陣場 參考資料 あとがき

PS:明顯的城郭愛好者向的書籍,有興趣的朋友可以關注關注。一般這種書的標準模式就是城郭簡介、建築結構等專業性介紹再附一張繩張圖之類的。

書名:バテレンの世紀

著者:渡邊京二

出版社: 新潮社

概要: 日本とヨーロッパの「ファースト?コンタクト」。『逝きし世の面影』『黒船前夜』に続く待望の書、刊行! 大航海時代、日本もまたグローバルプレーヤーだった。世界が海で繫がった世紀を、ポルトガル海上帝國の構築、イエズス會の積極的布教、信長?秀吉?家康や諸大名ら権力者の反応、個性的な宣教師、禁教、弾圧、島原の亂、鎖國というキリスト教伝來をめぐる出來事を軸に、壯大な文明史的視點で振り返る「渡辺史學」の到達點!

目次:

ファースト?コンタクト

ポルトガル、アフリカへ

インド洋の制覇

日本発見

ザビエルからトルレスへ

ヴィレラ、都で苦闘す

平戸から長崎へ

信長、バテレンを庇護す

豊後キリシタン王國の夢

ヴァリニャーノ入京〔ほか〕

PS:最近關於切支丹的書籍出了好幾本啊,同樣,還是留給有興趣的朋友們吧。

書名:戦國大名の危機管理

著者:黑田基樹 出版社:角川出版

概要: 戦國屈指の名君と呼ばれた北條三代?氏康。彼が領民を守るために行った秘策とは? 武田信玄や上杉謙信の小田原進攻、慢性化する飢餓……。郷村を維持するための対策として、検地を行い領國把握に努め、さまざまに重なる稅と夫役の負擔を整理。飢饉のときには、領民の生活に寄り添って目配りをすることで未曾有の危機を乗り越えたのである。はじめて民政を行い、領國経営を成し遂げた戦國大名の真像に、民衆の視點から迫る。

目次:

新しい戦國大名像―プロローグ

代替わりの政治

稅制改革と目安制

永祿の飢饉と構造改革

「御國」の論理と人改令

構造改革の行方―エピローグ

増補

北條早雲(伊勢宗瑞)の領國経営

「百姓直納」體制の成立

戦國大名の経済基盤をめぐって

『北條家所領役帳』の世界

北條氏にみる城の維持と管理

北條氏康の合戦 研究最前線

氏康から氏政へ

PS:雞叔的代表作之一,這次文庫化的同時還增加了一些小專題,喜歡北條家或者想了解北條家領國支配的朋友不容錯過

書名:歴史を逆流させた「本能寺の変」-根本史料で読み解く

著者:安原俊実

出版社:ブイツーソリューション

概要: 「本能寺の変」の近くにいた公家?僧侶の當時の日記類や、大名家に保存されてきた文書を読み込んで解明を図った。桶狹間の合戦、上洛直前の「楽市楽座」に見える信長の経済政策から説き起こす。「変」後の衝撃的な動きから信長の真の姿と敵が誰であったか見えてくる。

目次:

第1部(今川義元と上洛

信長の「楽市楽座」がなぜ永祿十年に始められたか?―信長の上洛と経済政策)

第2部(本能寺の変、日記からその経緯を探る

本能寺の変後の美濃?尾張の平定と、徳川家康

神戸信孝と柴田勝家―賎ヶ岳の戦いの真相

補論 勝家は欺された

なぜ明智光秀が「本能寺の変」の主犯とされたのか―近衛前久、光秀を主犯と言い立てる

淺野內匠頭は、なぜ切腹させられたか?―「忠臣蔵」の悲劇は「本能寺の変」から始まっていた)

史料

室町期の関白?摂政職一覧

近衛前久の位階と任官

PS:沒見過的出版社和沒見過的作者寫了一個熱點話題,看目錄呢好像又寫了一些其他的內容。不指望有什麼新說。

書名:朝鮮日々記を読む—真宗僧が見た秀吉の朝鮮侵略

著者:朝鮮日々記研究會

出版社:法藏館

概要: 戦國末期を代表する戦場日記「朝鮮日々記」。その全文翻刻と詳細な頭註?補註、および気鋭の研究者による書き下ろし論考9編を収録。新視點から慶長の役の全體像を問い直す注目の書が待望の復刊。

目次:

1 『朝鮮日々記』本文(朝鮮日々記

補註

頭註?補註関係文獻一覧)

2 『朝鮮日々記』と慶念(『朝鮮日々記』の諸本

慶念の生涯と文化的素養)

3 『朝鮮日々記』を読む(丁酉?慶長の役戦場と慶念―『朝鮮記』と対比して

慶念の系譜を探る―豊後?日向?三河

善知識と「あさまし」の思想 ほか)

PS:對朝鮮之役感興趣的朋友可以關注一下,也算是親身經歷的記主留下來的一次史料。不過價格不親民哇

書名:織田信長と戦國の村—天下統一のための近江支配

著者:糟谷幸治

出版社:吉川弘文館

概要: 東海から畿內周辺におよぶ広範囲を支配した織田信長。その地域支配はいかなる形で行われたのか。近江を事例に、信長の支配開始や各郡を管轄した佐久間信盛?柴田勝家の行政、地域寺院の役割、信長直領(じきりょう)増加と明智光秀の立場などを解明。また、「元(げん)亀(き)の起(き)請(しょう)文(もん)」を取り上げ、支配される村落の側からも政権の特質に迫るなど、新視點で描く戦國時代史。

目次:

地域支配とは何か―プロローグ

織田信長の國?郡地域支配(信長の近江掌握と織田政権成立―近江地域支配第一期

分郡管轄の展開―近江地域支配第二期

信長の直領郡の設定―近江地域支配第三期)

織田信長の村落地域支配(「元亀の起請文」から見た村落

信長直領の村落地域)

信長の地域支配への付言―エピローグ

PS:作者是搞村落史的,之前出過一本《戦國織豊期の在地支配と村落》。今次這本估計是之前這本論文集的普及本,應該是已近江支配為例對織田政權對於村落支配的問題有所解明吧。

書名:楽市楽座令の研究

著者:長澤伸樹

出版社:思文閣出版

概要: 織田信長に代表される楽市楽座令は、これまで日本中世における流通政策の完成型として、市場での「自由取引」「舊態破壊」の実現や、近世城下町の成立に結びつく畫期的な法令と見なされてきた。本書では、同時代における他の流通政策や交通網?経済といった、地域ごとの政治的?社會的情勢と法令との相関関係を見ることで、楽市楽座令や楽市場が、地域ごとにいかなる意義をもち、中近世移行期の社會変動にどう位置づけられるのか再考する。

目次:

序章 楽市楽座令研究の軌跡と課題

楽市楽座令研究の軌跡

楽市楽座令研究の問題點

楽市楽座令研究の課題

第I部 戦國大名と楽市令

第一章 今川氏と富士大宮楽市

富士大宮?富士氏と市場

富士郡における市場と交通

富士大宮楽市の実態

第二章 徳川家康と小山楽市

小山と大給松平氏

戦國期徳川氏の流通支配と市場

小山楽市をめぐって

第三章 松永久秀と楽市

久秀の流通支配と市場

「タモンイチラクノトキ」をめぐって

第四章 後北條領國における楽市―世田谷?荻野?白子―

世田谷新宿

荻野新宿

白子新宿

PS:又是專業向的研究書籍。大家肯定聽說過樂市樂座這個詞,但對其具體的解析以及與其有關的商業流通相關問題,這書中大概有所涉及。作為純學術書籍,價格自然也是不菲了。

書名:島津四兄弟の九州統一戦

著者:新名一仁

出版社:講談社

概要: 九州を統一目前まで切り取った島津四兄弟(義久?義弘?歳久?家久)。彼らは固い絆で結ばれ、無類の強さを発揮して九州統一に邁進した。このような四兄弟のイメージには、実は史料的な根拠を見いだすことができません。それでは、なぜ島津氏は北へと攻めのぼり、數々の合戦に勝利を収めることができたのでしょうか?本書では、これらの疑問に答えるべく、一次資料をもとに九州統一戦を追っていきます。その結果、「面目」が島津氏の行動原理となっていたこと、そして必ずしも「団結」とは言えない、四兄弟の個性が浮かび上がってきました。九州統一戦の挫折より、430年。いま、戦國島津氏研究の新境地がひらかれます!

目次:

プロローグ 島津四兄弟のイメージ

第1章 薩隅日三か國統一

第2章 高城?耳川合戦の衝撃―九州政治構造の解體

第3章 肥後進攻の開始

第4章 龍造寺隆信との対決と肥後平定

第5章 筑後?筑前?豊後への進攻と豊臣政権との対決

終章 島津氏にとっての「九州統一戦」の意義

PS:時下為數不多的島津家的研究者新名一仁又出新書啦,而且是價格不是很昂貴的科普類書籍。結合其以前所著述的內容,應該還是很值得一看的,畢竟現在搞島津研究的遠不如前幾十年了。

書名:上杉謙信

著者:福原圭一、前島敏

出版社:高志書院

概要: 戦國時代の武將で上杉謙信の知名度は高い。だが、謙信の歴史像はわからないことがあまりに多すぎる。本書では、史料の新たな年次比定や新出史料をもとに、これまでの俗説をくつがえし、定説の再検討に迫る。通史の概説書ではなく、人物史でもない、いま問うことのできる謙信像を、ここに提示する。

目次:

1 統治と信仰(景虎の権力形成と晴景

謙信の家族?一族と養子たち

戦國期の越後守護所―「堀內」の考察を通して

謙信の揚北衆支配

謙信が信仰した異形の神―飯縄大明神と刀八毘沙門天について

不識庵御堂と謙信の神格化―精神的支柱と可視化への過程)

2 戦爭と外交(「川中島合戦」と室町幕府

謙信と関東管領

上杉謙信の雪中越山

上杉謙信と城

上杉謙信の北陸出兵

豊臣政権と上杉家)

PS:本月壓軸推薦的書籍,不解釋。難得一見的專門針對上杉謙信的論文集,家史、支配、信仰、軍事、外交各領域均有涉及,個人很是期待。


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