日本戰國史原版書籍資訊——2017年3月

3月份新出版的書籍並不多,也並沒有什麼特別亮眼的,相比二月的豐臣秀吉侵朝史料集以及武田滅亡等書籍那是差得遠了。4月倒是有些不錯的書籍,拭目以待。

書名:陸奧國の中世石川氏——地域の中世18

著者:小豆畑毅

出版社:岩田書院

概要:

「石川氏の歴史は在地領主の歴史そのものであった。始祖有光の土著と開発、それ以後は鎌倉幕府、南朝と足利氏、室町幕府と鎌倉府、そして豊臣政権と、その時々の上部権力に翻弄され、また近隣有力領主との抗爭に明け暮れ、分立した一族を內部から統一して大名権力を造出することなく父祖の地を去った。」(本書「終章」より)

本書は、平安末期から戦國末期まで、陸奧國石川(三蘆)城(福島県)主家であった石川氏とその一族の歴史を、自治體史や文獻史學?考古學等の成果をふまえて、明らかにする。

目次:

序 章 本書の目的と研究史

第1章 奧州藤原氏と石川氏 ―柳之御所跡出土折敷墨書をめぐって―

      折敷墨書の人々/大石?入間田、岡田説/

      奧州藤原氏と石川氏?佐竹氏

第2章 鎌倉期?南北朝初期の石川小平?石川大嶋氏

      石川小平氏の系譜/北條貞時供養記/

      小平義光?光俊父子の南北朝動亂/他

第3章 石川一族惣領石川泉氏の成立

      石川荘泉村の開発/南北朝動亂と石川一族の混迷/

      石川一族惣領家の成立

第4章 一五~一六世紀前半の南奧石川氏

      石川氏をめぐる諸勢力/石川氏と古河公方/石川氏の構造

第5章 沢井?上館氏ノート

      始祖石川基光/鎌倉?南北朝~近世の沢井氏/

      沢井系図/沢井城/他

第6章 戦國期石川一族の存在形態と伊達領國化

      一族一揆と惣領職/伊達政宗の南奧制覇と石川氏/

      伊達服屬後の石川昭光/他

第7章 石川昭光と奧羽仕置

      昭光の國人領主としての位置/小田原參陣と昭光/

      石川領の沒収

終 章 中世石川氏の史的概観

附:関係諸氏系図?石川荘の地名

書名:天下人の父?織田信秀――信長は何を學び、受け継いだのか

著者:谷口克廣

出版社:祥伝社

概要:

織田信長は中世的権威の破壊者、近世の開拓者、改革者とされてきたが、近年その評価が変わりつつある。彼の獨創的とされる戦闘方法、外交政策、経済政策、家臣統制に、父?信秀からの影響があったことを実証したのが本書である。信秀は、守護代家臣から短期間で尾張隨一の実力者に伸し上がった、戦國の出世大名の一人である。しかし、史料の少なさから、その実像は謎とされてきた。今回、信長研究の第一人者である著者が、一次史料を含む多くの史料を読み解き、信秀、信長二代にわたる事績を明らかにした。天才、魔王、革命家とまで稱された信長像は本書で変わるだろう。

目次:

序 斎藤道三に敗北して……

第一章 織田信秀の台頭

第二章 信秀の合戦と政策

第三章 父信秀のもとの信長

第四章 信秀の後継をめぐる爭い

第五章 信長が受け継いだもの

終 章 信秀の評価

書名:戦國時代と禪僧の謎 室町將軍と「禪林」の世界

著者:清水真澄

出版社:洋泉社

概要:

応仁?文明の亂、東山文化の開花―。禪僧たちにとって、芸能?贈答文化さえ「戦略」になる時代だった―。彼らは、なぜ歴史の大転換期に將軍権力を支え、外交?軍事?文化政策に関與したのか?

目次:

はじめに──禪僧なくして中世「日本」なし!

序章 將軍権力を支えるオーガナイザー

第一章 動亂の時代に生きた禪僧たち

第二章 禪寺を行き交う「贈り物」の行方

第三章 禪寺に集う芸能者たち

第四章 戦場と禪寺を往復する禪僧たち

第五章 「勝軍地蔵」を信仰する足利將軍家

あとがき

書名: 宣教師と『太平記』——シリーズ<本と日本史> 4

著者:神田千里

出版社:集英社

概要:

本書が扱うのは、宣教師と『太平記』の意外な関係だ。南北朝~室町期の武士の生き様を描いた『太平記』は、戦國時代最大のベストセラーであり、數々の武將たちに愛好されていた。だからこそ、宣教師もこの作品を「日本を知るための最高の教科書」とみなして、必死に読み解こうとしたのであった。『太平記』と宣教師との接點に注目することで戦國時代に生きた人々の心性に迫ろうとする畫期的論考。

目次:

第1章 中世びとの『太平記』(事典としての『太平記』

『太平記』の受容)

第2章 『太平記』と日本人の心性(『太平記』の世界観

宣教師の『太平記』受容と改竄

『平家物語』の受容)

第3章 『太平記』と歴史(宣教師のみた日本の「歴史」

日本人の歴史認識)

第4章 記憶の場「日本」(我ら「日本人」

草の根の歴史意識

名を殘す)

終章 國家と未來(國民の「文學」として

時間認識の変革

「日本國」の成立

國家史への関心

未來のゆくすえ)

書名:室町幕府の地方支配と地域権力——戎光祥研究叢書12

著者:市川裕士

出版社:戎光祥出版

概要:

室町幕府はどのように全國を支配しようとしていたのか。室町幕府と守護?國人との関係、地方支配の実態を検討し、全國政権としての幕府が、地域の政治課題に対してどのように問題の解決を図り、地方支配を展開したのかを明らかにする。

目次:

序 論 研究史の整理と課題

第一部 南北朝?室町期における室町幕府の地方支配と地域権力

第一章 南北朝?室町初期における室町幕府の地方支配と地域権力

第二章 応永?永享年間における室町幕府の地方支配と地域権力

第三章 嘉吉の亂後の室町幕府の地方支配と地域権力

第二部 守護山名氏の分國支配と同族連合體制

第一章 南北朝動亂と山名氏

第二章 安芸守護山名氏の分國支配と地域社會

第三章 室町期における山名氏の同族連合體制

第三部 西國における國人の政治動向と室町幕府?守護

第一章 安芸國人沼田小早川氏と室町幕府?守護

第二章 備後國人宮氏?一宮と室町幕府?守護

第三章 伊予國人大野氏と室町幕府?守護

結 論 総括と展望

書名:さつま人國誌 戦國?近世編3

著者:桐野作人

出版社:南日本新聞社

概要:

島津氏の三州統一から九州制覇の戦い、豊臣政権との戦いから関ケ原合戦。島津氏の長い歴史のなかで、もっとも人々が躍動し、活性化した時代。戦亂のなかの島津氏をてんこ盛り。戦國の島津氏のすべてがわかる。

目次:

第1章 島津氏と戦國の爭亂

第2章 島津氏、九州制覇へ挑む

第3章 島津氏と豊臣政権

第4章 悲劇の武將島津歳久と豊久

書名:歴史REAL史上最強の大名薩摩島津家

著者:——

出版社:洋泉社

概要:

日本列島の南端?薩摩の地を700年にわたって支配した名門武家?島津家。その長い歴史につちかわれた実力で、薩摩隼人たちは日本の歴史を動かしていった。九州に覇を唱え、天下人と激戦を繰り広げた戦國時代。島津四兄弟が率いた最強の兵たちが勇名を轟かす。日本の危機をいち早く察知し、近代日本への道筋を照らした名君?斉彬、國父?久光と、そのもとで歴史を変えた逸材たち。薩摩島津家はなぜ、最強の雄藩となりえたのか。その秘密をさぐる!

目次:

入門セミナー

薩摩島津家 最強の秘訣

<巻頭企畫>2018年大河ドラマ「西郷どん」決定!

薩摩が生んだ傑物?西郷隆盛の軌跡

パート1 戦國島津四兄弟の戦い

九州制覇への道?激闘の七大合戦

義久/義弘/歳久/家久/豊久

パート2 日本一の外様大名 薩摩藩の実力

新城と城下町/後継問題の解決/強固な防衛網「外城制度」/

琉球支配/密貿易で財政再建/將軍家に御台所を送り込む/寶暦治水

パート3 近代化に邁進した名君の時代

蘭癖大名?重豪

近代日本の設計者?斉彬

將軍家定に嫁いだ篤姫

維新を先導した國父?久光 ほか

パート4 薩摩藩士たちの明治維新

大久保利通と誠忠組

長州との連攜に向け奔走

敵國?イギリスに留學した藩士たち

討幕に突き進む

新政府の要職を掌握!

<口絵>

薩摩島津家の至寶

島津公爵家 家族の肖像

<史跡探訪>

鹿児島市內に殘る薩摩島津家の足跡を訪ねる

厳選ミュージアムガイドほか


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